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J-GLOBAL ID：201202250623084799   整理番号：12A0698222

工業用純アルミニウム・環状切欠丸棒試験片による多軸応力下のクリープボイド発生と成長

Nucleation and Development of Creep Voids under Multiaxial Stress Using Circumferentially Notched Bar Specimens of Pure Aluminum

著者 (5件)： 吉田和樹 (千葉大 大学院工学研究科) ,  小林謙一 (千葉大 大学院工学研究科) ,  小山秀夫 (千葉大 大学院工学研究科) ,  吉田公亮 (IHI検査計測) ,  弥富政享 (IHI)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 787  ページ： 370-374 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多軸応力状態となる高クロム鋼・溶接熱影響部細粒域にはType-IVクリープき裂がHAZ内部に発生し,構造物全体の健全性を低下させる。本研究では,クリープボイドの発生・成長と応力の多軸性との関係を明らかにするため,切欠底に多軸応力状態を現出できる環状切欠丸棒試験片を用いて実験的に検討した。工業用純アルミニウムを試験材料とし,クリープ中断試験を行った結果,Aパラメータに類似した方法で計測したクリープボイドは,切欠底表面近傍に数多く発生するとともに,切欠底内部では引張軸に対し約30°~60°方向に継続的に発生・分布することが分かった。またクリープボイド発生箇所と応力多軸性係数の分布には強い相関があった。(著者抄録)

シソーラス用語： 合金鋼 ,  溶接熱影響部 ,  *亀裂発生 ,  *空孔欠陥 ,  アルミニウム ,  試験片 ,  応力 ,  クリープ試験
準シソーラス用語： 高クロム鋼 ,  *クリープ亀裂発生 ,  切欠き試験片 ,  多軸応力

分類 (1件)： 金属材料  (HC06020Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 工業 ,  純アルミニウム ,  環状 ,  切欠 ,  丸棒 ,  試験片 ,  多軸応力 ,  成長