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J-GLOBAL ID:201202250644334353   整理番号:11A1552033

透明中隔における腫瘍または腫瘍様病変の画像特徴

The Imaging Features of Tumors or Tumor-like Lesions in Septum Pellucidum
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 1171-1175  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2445A  ISSN: 1001-9324  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】透明中隔における腫瘍または腫瘍様病変の画像特徴を検討する。【材料と方法】透明中隔の腫瘍または腫瘍様病変を有する患者19例(男性7例,女性12例)を後ろ向きにレビューした。病理検査により,16例が原発腫瘍または腫瘍様病変,3例が転移性腫瘍と診断された。術前,11例にMRI検査,3例にCTスキャン,5例にMRIとCTの両検査を行った。【結果】(1)16病変の原発腫瘍または腫瘍様病変は,透明中隔に完全に接着していた。そのうち14病変は片側脳室へ突出していた。転移性腫瘍の3例が透明中隔にほぼ接着し,小部分が脳梁,尾状核,または視床に位置した。(2)透明中隔の腫瘍および腫瘍様病変は,混合信号強度を示すことが多かった。DWI上で,CNC,OLG,およびリンパ腫は高い信号強度を示すことが多かった。Gd-DTPA注入後,1病変で軽度増強,6病変で中等度増強,6病変で明らかな増強を認めた。(3)原発腫瘍は嚢胞性充実性病変であった。このうち,中心神経細胞腫,上衣下巨細胞神経膠星状細胞腫,脳室上衣下腫瘍,および胚性細胞腫瘍は小嚢胞パターンとして表示されたのに対し,星状細胞腫,上衣腫,およびオリゴデンドロサイトは,より大きな嚢胞として表示された。転移性腫瘍のうち,リンパ腫は充実性パターン,星状細胞腫は巨大嚢胞として表示された。(4)病変の他の特徴として,石灰化が5例,出血が2例,腫瘍周囲浮腫が3例にみられた。【結語】病変と透明中隔の関係から病変の原発部位を同定した。不均一な信号密度,嚢胞性充実性パターン,石灰化,および腫瘍周囲浮腫などの画像特徴は最終診断に有用である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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