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J-GLOBAL ID:201202250653133492   整理番号:12A1001176

正常ヒト血漿由来の免疫グロブリンとそのフラグメントFab及びFcの定量的グリカンプロファイリング

Quantitative glycan profiling of normal human plasma derived immunoglobulin and its fragments Fab and Fc
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巻: 382  号: 1-2  ページ: 167-176  発行年: 2012年08月31日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭水化物分析に用いられるヒトIgG(静脈内免疫グロブリン,IVIG)は,数千人の健常ドナーに由来する。本報告では,IgG及びそのFc-Fabフラグメントのグリカンプロファイルを示した。変性及び非変性条件下でのFc特異性エンドグリコシダーゼS及びPNGアーゼFによる消化の後,グリカンプロファイルを確立した。IgGの天然PNGアーゼFグリカンは,Endo Sのプロファイルに類似していた。Endo Sプロファイルは,2等分GlcNAcを持つグリカンを含まなかった。PNGアーゼFグリカンプロファイルは,ペプシン及びIde Sプロテアーゼ消化物から単離されたFcフラグメントと同じであった。単離されたFabフラグメント及び脱グリコシルIVIGは,同じグリカンプロファイルを生じた。2-アミノ安息香酸標識化によるHPLCを用いて,グリカンプロファイルを確立した。この方法により,シアリル化レベルの正確な決定を行った。内標準を用いてFc及びFabでの炭水化物含量を決定し,蛋白質及びグリカン回収に対し補正した。Fab部分は,FcのCH2ドメインに2つの鎖があるIVIGにおけるモル当たり2.3の糖鎖へ変換する全炭水化物の14%を含んでいた。Fcグリカンは,中性(N)84.5%;モノシアリル化(S1)15%及びジシアリル化(S2)0.5%から成っていた。対照的に,FabはN,21%;S1,43%及びS2,36%を含んでいた。2等分N-アセチルグルコサミン及びフコースの分布は,Fab及びFcで見出された種々のグリカン(N,S1及びS2)で異なることが見出された。全IgGグリカンプロファイル(FabプラスFc)は,N,78.5%;S1,17%及びS2,4.5%を含んでいた。グリカンG0,G1及び8G2のパーセント分布(0,1及び2の2ガラクトース)は,中性グリカンの78%内でそれぞれ26,49及び25であった。種々の製造者からの種々の臨床グレードIVIG調製に対し,グリカンプロファイルはほとんど同じであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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血液一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  多糖類  ,  酵素一般 
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