抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,震盪フラスコにおける微細に粉砕した黒色片岩の化学的および微生物的浸出の際のケイ酸塩の可溶化を評価することであった。主たる硫化鉱物は,磁硫鉄鉱(Fe
1-xS)および黄鉄鉱(FeS
2)で,少量の閃亜鉛鉱(ZnS),ペントランド鉱(Ni,Fe,Co)
9S
8),ビオラル鉱(FeNi
2S
4)および黄銅鉱(CuFeS
2)を含む。石英,雲母および長石が主たるSi含有相であった。非硫化鉱物の溶解を,22±2°Cでの30日浸出実験における黒色片岩から可溶化したSi,Al,Ca,MgおよびKの分析によって監視した。ケイ酸塩鉱物からの主たる構成元素の溶解は,浸出液のpHの関数でケイ酸塩の可溶化に微生物的活動の直接的役割は明らかでなかった。第一および第二鉄添加は,鉄明礬石部分へ導入された雲母層間K
+の例外以外はケイ酸塩から溶解した元素の濃度に影響しなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.