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J-GLOBAL ID:201202250658957566   整理番号:12A1336711

ガラクトース含有多糖の選択的化学酵素的カルボキシル化によって生成する機能的およびアニオン性セルロース相互作用ポリマー

Functional and Anionic Cellulose-Interacting Polymers by Selective Chemo-Enzymatic Carboxylation of Galactose-Containing Polysaccharides
著者 (12件):
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巻: 13  号:ページ: 2418-2428  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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天然多糖類は再生可能,無毒性,かつ生物分解可能であることから,様々な工業製品の材質として貴重である。本研究では,多糖がセルロースと容易に相互作用できるように,そのガラクトース・ユニットへ選択的にカルボキシル基を導入した。すなわち,マメ科植物グアルの実由来ガラクトマンナン(GM),トウヒ由来ガラクトグルコマンナン(GCM)およびマメ科植物タマリンド由来ガラクトキシログルカン(XG)に関して,そのガラクトース・ユニットのヒドロキシメチル基をガラクトースオキシダーゼ酸化でアルデヒドに変換し,更に化学的にカルボン酸へと酸化した。生成物の酸化度(DO)はGC-MSおよびESI-MS法によって決めた。次いで,生成物の溶液特性および電荷密度を調べ,セルロースとの相互作用を検討した。最後に,カルボキシル基位置の影響を調べる目的で,多糖を更に2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル酸化によってポリウロン酸へと変換した。このポリウロン酸と今回化学酵素的酸化によって合成した非修飾性バックボーンを持つガラクツロン酸多糖とのセルロース相互作用能を比較した結果,後者の方がはるかにセルロースへの親和力が強力であった。これらの結果を踏まえて,多糖のセルロースへの相互作用における,カルボキシル基位置の重要性を考察した。
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分類 (1件):
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多糖類 

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