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J-GLOBAL ID：201202250825286148   整理番号：12A1637358

自然消滅:カーボンナノ材料を酵素で触媒的に分解

A Natural Vanishing Act: The Enzyme-Catalyzed Degradation of Carbon Nanomaterials

著者 (9件)： KOTCHEY Gregg P. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  HASAN Saad A. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  KAPRALOV Alexander A. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  HA Seung Han (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  KIM Kang (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  SHVEDOVA Anna A. (National Inst. for Occupational Safety and Health (NIOSH/CDC), West Virginia, USA) ,  SHVEDOVA Anna A. (West Virginia Univ., West Virginia, USA) ,  KAGAN Valerian E. (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA) ,  STAR Alexander (Univ. Pittsburgh, Pennsylvania, USA)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 45  号： 10  ページ： 1770-1781  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ex vitroとin vitroとin vivoのデータにより,カーボンナノチューブやグラフェンなどのカーボンナノ材料(CNM)の生体内持続性,およびペルオキシダーゼによって触媒されるCNMの酸化/生分解プロセスを洞察する。CNMの酸化と生分解の機構の理解を促進する方向性,および人間の健康と環境の安全性で利益をもたらす可能性のある潜在的な将来の方向性を概説する。酵素によるCNMの酸化と分解を制御する構造的工夫につながる。航空機の製作では,CNM複合材料を環境中の酸化条件でも安定にすべきであり,原初のCNMが適する。薬物送達などのナノ医療応用ではCNMを分解しやすくすべきであり,そのためにはカルボン酸を官能基として導入することが有効だろう。消費財のCNMも廃棄後に埋立地で容易に分解されるべきである。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  材料 ,  *生物分解 ,  *炭素材 ,  ペルオキシダーゼ ,  酸化 ,  安定性
準シソーラス用語： *カーボンナノ材料 ,  化学的安定性

分類 (2件)： 代謝一般  (EB02030C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボンナノ材料 ,  酵素 ,  触媒 ,  分解