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J-GLOBAL ID:201202250841590019   整理番号:12A0778531

5mol%MgOドープLiNbO3結晶のLi+拡散率とLi欠乏蒸気輸送平衡による表面組成への影響

Li+ diffusivity in 5mol% MgO-doped LiNbO3 crystal and Li-poor vapor transport equilibration effect on its surface composition
著者 (13件):
資料名:
巻: 530  ページ: 152-156  発行年: 2012年07月25日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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5mol%(成長融液中)MgOをドープしたLiNbO3結晶中のLi+の拡散をLi2O量が43.4~44.4mol%の範囲の関数として,異なる温度で調べた。まず,拡散律速Li2O含量深さプロフィルを,Li欠乏蒸気輸送平衡(VTE)処理を0.5mm厚みの2枚のMgOドープLiNbO3板について1100°Cと1130°Cで40h行うことにより作成した。第二に,そのプロフィルは,一つの結晶表面への光学的研磨と,その研磨した表面について複屈折測定によりLi2O含量の特性化を交互に行うことにより得た。第三に,そのプロフィルにBoltzmann-Matano法を適用して,Li+の拡散率をLi2O含量の関数として誘導した。その結果,この拡散率は,Li2O含量が,成長状態から1mol%減少するにつれ,Li2O含量の低下と共に少なくとも2桁減少することが分かった。調べたLi2O量範囲内で,1130°Cでの拡散は1100°Cでの拡散に比べて少なくとも2倍である。更に,同じMgOドープ結晶表面に及ぼすLi欠乏VTE誘導Li2O含量の低下の時間依存性も調べた。結果から,表面のLi2O量の減少はVTE時間の平方根依存を示した。この依存性に基づき,Li+拡散方程式の数学的な解,誤差関数補数の積分を得て実験結果により検証した。MgOのドーピングはLi+拡散率と表面Li2O量の低下のVTE時間依存性両方への影響が少ないと結論された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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固体中の拡散一般  ,  固体の表面構造一般 

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