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J-GLOBAL ID：201202250864912056   整理番号：12A0311337

カリウム2,2,5,7,8-ペンタメチルクロマン-6-オキシド:Pd触媒アミノ化のために合理的に設計された塩基

Potassium 2,2,5,7,8-Pentamethylchroman-6-oxide: A Rationally Designed Base for Pd-Catalysed Amination

著者 (2件)： HOI Ka Hou (York Univ., ON, CAN) ,  ORGAN Michael G. (York Univ., ON, CAN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 3  ページ： 804-807  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pdで触媒されたアミノ化反応のための塩基を第一原理から合理的に設計した。同時に求核性を低減させながら,塩基を穏和させることができれば,アミノ化反応のためのより均衡のとれた塩基を実現することができる。塩基,カリウム2,2,5,7,8-ペンタメチル-6-クロマンオキシド(4b)が,対応するアリールパラジウムアンモニウム錯体の効率的な脱プロトン化を促進させるために必要な塩基度(pK_aおよそ11.4)をもち,望ましい速度論を提供し,一方で求核性を減少させ塩基-高感度官能基との望まれない副反応を緩和させた。この塩基は,高い反応性ホスフィン-およびNHC-ベースの両方のPd触媒との優れた反応性を示し,4bが金属で触媒されたアミノ化反応において高い融和性,したがって良い一般性および広い摂取を有することを示した。

シソーラス用語： *酸素複素環化合物 ,  フェノラート ,  *カリウム化合物 ,  触媒設計 ,  *アミノ化 ,  塩基触媒反応 ,  *パラジウム触媒 ,  パラジウム錯体 ,  クロロ錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  塩基度 ,  第一原理 ,  脱プロトン

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  ピランの縮合誘導体  (CF07093I) ,  置換反応  (CF02020B)

物質索引 (4件)： 3-クロロピリジン ,  4-クロロ安息香酸メチル ,  1,3-ビス[2,6-ビス(1-エチルプロピル)フェニル]-4-イミダゾリン ,  カリウム2,2,5,7,8-ペンタメチル-3,4-ジヒドロ-2H-1-ベンゾピラン-6-オラート

タイトルに関連する用語 (6件)： カリウム ,  オキシド ,  Pd触媒 ,  アミノ化 ,  設計 ,  塩基