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J-GLOBAL ID:201202250878882311   整理番号:12A0676758

カチオン的改質ナノ結晶セルロースの合成および特性化

Synthesis and characterization of cationically modified nanocrystalline cellulose
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 163-170  発行年: 2012年06月05日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,木質セルロース繊維の硫酸加水分解の結果得られたナノ結晶セルロース(NCC)を,グリシジルトリメチルアンモニウムクロリド(GTMAC)によるグラフト化によりカチオン性にした。含水量,反応物モル比および反応媒体など反応パラメータの最適化を行った。NCC表面上のカチオン性GTMACの存在はFTIRにより確認した。カチオン的に修飾されたNCCは,表面電荷密度,置換度,ζ電位および粒径で特性化した。NCCのカチオン性表面電荷密度は反応系中の含水量の制御により増加することができることが分かった。NCCの表面カチオン化は非修飾NCCを超える表面電荷密度の増加をもたらした。カチオン的に修飾されたNCCは,増加したカチオン性表面電荷密度が原因となって,水性媒体中でよく分散し安定であった。TEM画像は,カチオン的に修飾されたNCCの分散状態が非修飾NCCより改善されていることを明らかにした。水性溶媒の含水量および水/DMSO比を最適化した。NCC表面電荷密度の増加は水性系におけるゲル化開始を遅らせた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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多糖類  ,  高分子と低分子との反応 
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