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J-GLOBAL ID:201202250888779616   整理番号:12A0584852

水溶液中におけるStrychnos potatorum種子蛋白質へのカドミウムの結合:吸着速度論及び水精製との関連

Binding of cadmium to Strychnos potatorum seed proteins in aqueous solution: Adsorption kinetics and relevance to water purification
著者 (3件):
資料名:
巻: 94  ページ: 73-79  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Strychnos potatorumの種子はインドのAndhra Pradesh州の部族では,濁った水や金属を含んだ水の浄化に広く使われ,クリーニングナッツとかニルマリと呼ばれている。本研究では,この種子の蛋白質の水溶液中のカドミウムに対する結合能について調べた。種子粉末の生物化学的キャラクタリゼーションから凝集蛋白質の存在が明らかになった。これらの蛋白質は硫酸アンモニウム分画によって種子の可溶性抽出物から単離された。バルク蛋白質を含む30~70%分画はゲルろ過によりピークAとピークBに分離された。30~70%硫酸アンモニウム沈殿蛋白質ならびにピークAとピークB由来の蛋白質はaffigel-10によって別々に固定された。これらの蛋白質によるCd(II)バイオ収着効率について調べた。以下の異なる実験を導入した: (1)pH2.0~7.0の範囲,(2)接触時間5~600分間,(3)温度4~40°Cの間,(4)金属イオン濃度90~110mgL-1。その結果,Cd(II)吸着に対する最適条件は調べた3種類の蛋白質についてほぼ同じであった。Cd(II)除去はpHに依存し,pH5.0(接触時間360分)のとき最大値を与えた。平衡データはFreundlichモデルよりはLangmuir等温式の方によく当てはまることが分かった。擬二次速度式に対する相関係数は約0.996~1.0と高く,擬一次モデルに対する相関係数は低かった。そのため,吸着は擬二次モデルによってよりよく記述されることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  カドミウムとその化合物 
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