抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2030年度までの日本の電力需要を分析し,需要が徐々に減少していくとの見通しを示した。日本における電力消費の推移を電力以外のエネルギー消費にも言及しつつ概観した。次いで,電力消費の推移が需要部門ごとに大きく異なっていることを考慮して,1)産業(製造業),2)家庭,3)業務,4)運輸(旅客,貨物)の4部門について,2030年度までの電力需要を試算した。上記各部門における電力需要の試算結果を総括し,経産省が過去に示した見通しと本試算結果を比較して,両者の相違点を検討した。また,2012年度夏を目途に策定予定の新たなエネルギー基本計画における電力需要見通しを関しては,これまで以上に需要面からの分析結果を加味して議論する必要があることを指摘した。