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J-GLOBAL ID：201202250949191340   整理番号：12A1159821

ポリエチレンイミン装飾リポソームの電荷ダブル反転

Double Charge Inversion in Polyethylenimine-Decorated Liposomes

著者 (6件)： SABIN Juan (Universidade de Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP) ,  VAZQUEZ-VAZQUEZ Carmen (Universidade de Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP) ,  VAZQUEZ-VAZQUEZ Carmen (Universidade de Vigo, Vigo, ESP) ,  PRIETO Gerardo (Universidade de Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP) ,  BORDI Federico (Universita di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  SARMIENTO Felix (Universidade de Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 28  ページ： 10534-10542  発行年： 2012年07月17日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イクストル-ジョン法によりDOPCおよびDMPGのサイズの異なった巨大単一膜リポソーム溶液を調製して,高電荷密度を持つ高度枝分れポリエチレンイミン(PEI,Mw=1.8kDa)溶液と比率を変えて混合し,形成されるリポソーム-PEI凝集体サイズの時間変化を動的光散乱法により,また,混合15後のリポソーム-PEI凝集体のサイズ,TEM像および,ζ電位をPEI濃度の関数(0.002-100mg/mL)として求め,凝集体の安定性に対する脂質/PEI比,pH,温度,リポソームサイズ,脂質極性基の効果を調べた。凝集体はリポソームの表面がPEIで装飾された形状をとり,緩衝溶液とリポソームサイズを適切に選ぶと(例えば,HEPES緩衝溶液,直径60nmDMPGリポソ-ム),PEI濃度の変化に伴い表面電荷のダブル反転が観測され,その挙動は不均一表面電荷分布を持つコロイド粒子に対するVelegポテンシャルを用いた理論により説明できた。なお,pHおよびリポソームサイズは凝集体の安定性に大きな影響を与えることが分かった。

シソーラス用語： *ポリエチレンイミン ,  *リポソーム ,  電荷 ,  反転 ,  *凝集体 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ζ電位 ,  安定性 ,  濃度依存性 ,  *形状測定 ,  表面 ,  表面電荷 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジグリセリド ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： ハイブリッドリポソーム

分類 (3件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (2件)： DMPG ,  DOPC

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリエチレンイミン ,  装飾 ,  リポソーム ,  電荷 ,  反転