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J-GLOBAL ID:201202250954558880   整理番号:12A1162211

南アメリカの沿岸巨大都市の都市大気中における海塩の存在度を制御する因子

Factors controlling sea salt abundances in the urban atmosphere of a coastal South American megacity
著者 (13件):
資料名:
巻: 59  ページ: 483-491  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブエノスアイレスの大気における南大西洋海洋の影響を,海洋エアロゾルの化学物質マーカとしてCl-とMg2+とNa+の濃度測定に基づいて検討した。総計113の微細(PM2.5)と113の粗(PM2.5~10)検体を外海から約250kmに位置する島のサンプリング場所と大西洋に流れ込むラプラタ川の岸から約7.5kmで,1年間を通じて採取した。3イオンの総和濃度と対応するエアロゾルマス濃度間のrイオン-PM比率も海塩指標として使用した。種々の気象条件下でのこれらの指標の挙動を都市エアロゾルにおける海塩の存在を同定し,性質決定するために使用した。地域気象条件の影響を,潜在ソース寄与関数(PSCF)の手法で評価し,局所条件のそれをカテゴリー化パーセンタイル分布解析で評価した。大陸影響下での最小値から海洋影響下での最大値までの遷移を示す,四つの海塩指標の異なる範囲についてのPSCFパターンは,南大西洋海洋由来海洋エアロゾルがブエノスアイレス市に到達する頑強な証拠を提供した。エアロゾルマスとイオン濃度に対する風速の逆の効果を組み合わせるrイオン-PM比を,海塩エアロゾル変動の最も高感度な指標として同定した。rイオン-PM比のパーセンタイル分布は,陸上(北東と東と南東と南)と沖合(北と北西と西と南西)の風と中央値以上と以下の風速に基づいては一致せず,沖合風と>4.3m・秒-1の風速下で発生する最大レベルの海洋エアロゾルを明確に示した。ブエノスアイレスでの海洋影響の性質決定に加えて,異なる条件下での予想された海塩レベルと塩化物沈着の程度の推定を報告する。これは,1年間を通じて測定した海洋エアロゾルマーカの1セットの一致した濃度を報告し,利用可能とする,本沿岸巨大都市の都市大気における海塩レベルの初めての研究である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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粒状物調査測定 

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