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J-GLOBAL ID：201202250983619278   整理番号：12A1431880

α崩壊で誘起されたガラス構造の変更の熱量測定

Calorimetric Study of Glass Structure Modification Induced by α Decay

著者 (6件)： MAUGERI Emilio Andrea (CEA Marcoule, Bagnols-sur-Ceze, FRA) ,  PEUGET Sylvain (CEA Marcoule, Bagnols-sur-Ceze, FRA) ,  STAICU Dragos (Joint Res. Centre, European Commission, Karlsruhe, DEU) ,  ZAPPIA Alessandro (Joint Res. Centre, European Commission, Karlsruhe, DEU) ,  JEGOU Christophe (CEA Marcoule, Bagnols-sur-Ceze, FRA) ,  WISS Thierry (Joint Res. Centre, European Commission, Karlsruhe, DEU)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 95  号： 9  ページ： 2869-2875  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： R7T7型のガラスの貯蔵エネルギーと仮想温度(T_f)に及ぼすα崩壊累積の影響を比較試料のガラスと²⁴⁴CmドープのガラスのDSCのデータを解析して研究した。貯蔵エネルギーの蓄積は各種の型の欠陥の形成やガラスの構造の変化などのα崩壊損傷に関係していることは既に知られている。α崩壊で誘起されたガラスのT_fの増加の実験的な証拠を最初に報告した。線量の増加に伴うT_fの変化を解析して,α崩壊の核相互作用によって高エンタルピーの新しいガラス構造が導入されると結論した。この構造は反跳核で導入された弾道不規則状態の急速冷却によるものである。T_f対冷却速度の変化の解析で6x10¹⁸α崩壊・g^-1の飽和線量でドープされたガラスの「等価冷却速度」は約10³K/分と推定された。これは新しいガラス構造は急速冷却ガラスに類似していることを示している。

シソーラス用語： *α崩壊 ,  ガラス構造 ,  ドーピング ,  キュリウム同位体 ,  エネルギー貯蔵 ,  照射損傷 ,  反跳核 ,  高速冷却 ,  冷却速度 ,  エネルギー ,  温度 ,  弾性散乱 ,  エネルギー損失 ,  使用済燃料要素 ,  核燃料再処理 ,  *ガラス固化 ,  *ホウケイ酸ガラス ,  高レベル廃棄物
準シソーラス用語： R7T7型ガラス ,  ガラス固化体 ,  キュリウム244 ,  仮想温度 ,  再処理【核燃料】 ,  蓄積エネルギー

分類 (2件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： α崩壊 ,  誘起 ,  ガラス ,  熱量測定