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J-GLOBAL ID:201202250998720439   整理番号:12A0835376

海洋性懸濁物捕食者による金属酸化物ナノ粒子の摂取,蓄積及び生物学的変換

Uptake, accumulation, and biotransformation of metal oxide nanoparticles by a marine suspension-feeder
著者 (5件):
資料名:
巻: 225-226  ページ: 139-145  発行年: 2012年07月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一部の人工ナノ粒子(ENPs)が,地上-及び水系生態系の重要生態的機能を果たす生物に対して毒性を示すと言う実証件数が増加してきたが,毒性は,ENPsを含む汚染質の生物学的変換によって影響を受け,これらの物質の運命や輸送を変化させる事がある。同様に,運命及び輸送は,その生物学的利用に影響を与える事がある。海洋生態系において,生物学的変換がENPsの運命及び輸送に与える影響を理解するために,懸濁物捕食者,イガイMytilus galloprovinのcialisを2種類の一般的ナノ金属酸化物,CeO2及びZnOに,1mgL-1~10mgL-1の濃度域で室内曝露した。10mgL-1に曝露したイガイは,乾量基準でCeを62μgg-1及びZnを880μgg-1蓄積したが,擬糞によってCeを21,000μgg-1及びZnを63,000μgg-1排出した。走査電子顕微鏡検査によれば,イガイによる排出後でもCeO2はENPsとして残留するが,ZnOは残留しなかった。イガイは水性媒体からCeO2の殆どをろ過し,相当量のZn画分が溶液内に残留した。ENP溶解度の違いは,イガイにおけるENPの摂取,排泄及び蓄積に影響を与える。本研究は,ENPsの生物学的変換における海洋性懸濁物捕食者の潜在的重要性を明示するものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  海洋汚濁 

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