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J-GLOBAL ID：201202251050305414   整理番号：12A0215142

チタン被覆シリコン単結晶上に成長させた多層カーボンナノチューブにおける構造修正と増強Raman散乱

Structural modifications and enhanced Raman scattering from multiwalled carbon nanotubes grown on titanium coated silicon single crystals

著者 (3件)： SHARMA Himani ,  SHUKLA A.k. ,  VANKAR V.d.
資料名： Thin Solid Films  (Thin Solid Films)
巻： 520  号： 6  ページ： 1902-1908  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： B0899A  ISSN： 0040-6090  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を,中間層としてチタン(Ti)薄膜を持つ10nmの鉄(Fe)上に,マイクロ波プラズマ支援化学気相堆積法によって成長させた。熱蒸着法によって,厚さが5nm~20nmのTi中間を,Feとシリコン(Si)の間に挟んだ。Tiの中間層の厚さが増すと,MWCNTのRaman応答は増大することが分かった。これは,三層から成るシステム(Ti-Fe-CNT)におけるCNTと金属支持膜の界面で生じるプラズモニック効果に関係している。Gモード光強度の増大は表面増強共鳴Raman散乱に起因することが分かった。更に,Dモードおよび2Dモード強度の増加は,二重共鳴結果に基づいて説明される。また,試料の結晶性をI_D/I_G比によって計算した。Tiの中間層の厚さを増すと,以前に報告された二層系の(Fe-CNT)に比べて,三層系のI_D/I_G比は減少することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： チタン ,  被覆層 ,  ケイ素 ,  鉄 ,  基板 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  表面増強Raman散乱 ,  *プラズマCVD ,  高分解能電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  プラズモン ,  原子間力顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  透過型走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *半導体薄膜
準シソーラス用語： *マイクロ波プラズマ化学蒸着 ,  高分解能透過型電子顕微鏡

分類 (1件)： 半導体薄膜  (BK14040E)

タイトルに関連する用語 (6件)： チタン ,  シリコン単結晶 ,  成長 ,  多層カーボンナノチューブ ,  増強 ,  Raman散乱