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J-GLOBAL ID:201202251076032173   整理番号:12A1038131

ヒト白血病K562細胞にてグリシレチン酸誘導体によるミトコンドリア膜脱分極でアポトーシスの誘導

Induction of apoptosis with mitochondrial membrane depolarization by a glycyrrhetinic acid derivative in human leukemia K562 cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 421-428  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: T0921A  ISSN: 0920-9069  CODEN: CYTOER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリシレチン酸(GA)はGlycyrrhizae radixの活性化合物で,有名な伝統的漢方薬である。最近,GAの抗癌活性が科学的興味の焦点となり,抗腫瘍性リード化合物として多くのGA誘導体が開発された。著者らは既ににGA誘導体であるAEGAが各種ヒト腫瘍細胞にて増殖阻害及びアポトーシス誘導活性があることを報告した。本検討では,ヒト白血病K562細胞にてAEGA誘導体のアポトーシスに関与する分子機構を更に調べた。AEGAはMTT分析により測定された用量及び時間依存性様式にてK562細胞の増殖を阻害できた。アポトーシス誘導は細胞収縮,クロマチン凝縮及びDNAラダー形成のような形態変化及び生化学的マーカーにより立証できた。更に,機械分析はAEGAがミトコンドリア膜電位の崩壊,サイトゾルチトクロームcの蓄積,並びにカスパーゼ9及びカスパーゼ3の活性化によりアポトーシスを誘導することを示した。AEGAによるアポトーシス誘導はBcl-2/Bax蛋白質発現の比率での変化と関連していた。これらの結果はAEGAがミトコンドリア介在性経路によりアポトーシスを誘導し,血液学的悪性疾患に対して治療価値があるかもしれないことを示唆した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  血液の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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