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J-GLOBAL ID：201202251077161589   整理番号：12A1029925

国土技術政策総合研究所におけるプロジェクト研究 ソーシャルキャピタルの特性に応じた地域防災力向上方策に関する研究

著者 (3件)： 後藤宏二 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  吉川知弘 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  宮武裕昭 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ)
資料名： 建設マネジメント技術  (Public Works Management Journal)
号： 410  ページ： 21-28  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： L0940A  ISSN： 2436-3669  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国交省の所管する施設に着目し,ハード的対策の効果を最大限に発揮させるような地域防災力の向上を図るための方策について検討した。中間組織の活発な活動につながるソーシャルキャピタルがもともと存在している場合,以下の3つのシナリオが想定される。1)町おこしや教育などの活動をしているキーパーソンに働きかけ,新たな活動分野として防災力向上への取組を促す。2)高度な知識とノウハウを有する学識経験者などが先行して地域で活動している場合,追随・協働して取組を促す。3)地縁が強く機能している地域においては既存のネットワークを有効利用しながら取組を促す。また活動の素地となるソーシャルキャピタルがない場合,全国チェーンの物販事業者や地域に密着した運輸輸送事業者などと協定を結ぶなどして防災力を向上させることが考えられる。

シソーラス用語： *資本 ,  作業能力 ,  組織 ,  人間 ,  スペシャリスト ,  *防災
準シソーラス用語： キーパーソン ,  *ソーシャルキャピタル ,  学識経験者 ,  *地域防災 ,  地域防災力 ,  地縁 ,  中間組織

分類 (2件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (5件)：

• 1)稲葉陽二:ソーシャルキャピタル, 2007
• 2)ロバート・パットナム:bowling alone: The col-lapse and revival of American community
• 3)平成14年度内閣府委託調査:ソーシャル・キャピ タル:豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて
• 4)安倍北夫ほか:応用心理学講座3自然災害の行動科学, 2007
• 5)リン・ナン:Social Capital, 2001

タイトルに関連する用語 (8件)： 政策 ,  総合 ,  研究所 ,  プロジェクト ,  研究 ,  ソーシャルキャピタル ,  地域防災力 ,  方策