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J-GLOBAL ID:201202251121459205   整理番号:12A0436803

酸性のFe-SO4の多い水の生成とパッシブ処理への地球科学的並びに安定同位体的制約条件

Geochemical and stable isotopic constraints on the generation and passive treatment of acidic, Fe-SO4 rich waters
著者 (4件):
資料名:
巻: 420  ページ: 238-249  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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還元アルカリ性生成システム(RAPS)は,最終的に酸性の金属鉱山廃水を,低酸素状態-そこでは,細菌による硫酸塩の還元(BSR)がアルカリ度を高くし,鉄や他の親銅元素を硫酸塩としての沈澱を促進する-作ることにより浄化する。著者たちは,鉱山水の発生と2つのRAPSによるその浄化に含まれる生物地球化学的プロセスのモニタリング調査から得られた化学と安定同位体のデータについて報告する。硫黄同位体は,全ての鉱山水中の硫酸塩が共通の源(黄鉄鉱の酸化)を持つことを示すのに対して,酸素同位体は。黄鉄鉱の硫黄の酸化がFe(III)aqにより浄化されることを示す。RAPS廃水における硫黄と結合した溶存硫酸塩の同位体組成と硫酸塩の酸素同位体組成は,BSRとその二重同位元素体系の詳細を明らかにする。固相硫化鉄の生成と同位体組成は,RAPS内の還元された,再酸化を示す著しい量の元素硫黄を持つ還元硫黄の除去を示す。然しながら,固相鉄の0-9%のみが硫化鉄として生じ,除去された鉄の約70%は(水)酸化Fe(III)として生じる。(水)酸化物の一部は固体として湿地に供給され,湿地基質により単純にろ過され,アルカリ性の生成,ないし,プロトン除去には何らの役割も果たさない。然しながら,大部分の鉄は溶存Fe(II)として供給され,これは,酸生成酸化と加水分解反応が鉄除去を支配することを示す。RAPSにおける硫黄地球化学へのBSRの全体的寄与は限られ,硫酸塩の保持は,好気性処理システムと似た硫酸塩の沈澱により支配され,鉄の酸化と加水分解から生じるプロトンの酸性が,その後,RAPS堆積物の深部におけるカルサイトの溶解,および,または,BSRにより中和されるに違いないことを示す。BSRは,RAPSにおける金属除去に対して以前考えた程重要ではない。結果は,このようなシステムの設計・処理性能・長期間の機能性に関して実際的な重要性を持つ。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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鉱害  ,  水圏・生物圏の地球化学 

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