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J-GLOBAL ID:201202251149386548   整理番号:12A1310750

Illumina 3Kチップを用いた飼料効率及び離乳後成長についてのアンガス-ブラーマン多品種ウシの遺伝子-多遺伝子評価

Genomic-polygenic evaluation of Angus-Brahman multibreed cattle for feed efficiency and postweaning growth using the Illumina 3K chip
著者 (9件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 2488-2497  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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100%アンガス種から100%ブラーマン種のアンガス-ブラーマン多品種の非去勢雄牛,去勢雄牛,未経産雌牛620頭の表現型及び遺伝子型のデータを用いて,Illuminaウシ3Kチップからの一塩基多型(SNP)によって説明された付加的遺伝分散の比率を調べ,遺伝子-多遺伝子,遺伝子及び多遺伝子モデルを用いて評価した動物の順位付けを比較し,またこれらの3モデルから亜熱帯条件下での残差摂餌量(RFI),飼料一日摂取量(DFI),飼料要求率(FCR)及び離乳後体重増加(RWG)についての予測値の傾向を評価した。表現型はGrowSafe社の自動給餌設備において2006~2010年に収集した。分散成分はプログラムGS3の付加的機能VCE(Markov連鎖Monte Carlo手順)のついた単一形質遺伝子-多遺伝子混合モデルを用いて推定した。固定効果は,同時代群(年齢-牛房),母牛の年齢,子牛の性,子牛の年齢,子牛のブラーマン種比率及び子牛のヘテロ接合性であった。無作為効果は,付加的SNP,動物の多遺伝子及び残差効果であった。遺伝子予測は多遺伝子効果を有しないモデルを用いて計算し,多遺伝子予測は付加的SNP効果を除いたモデルを用いて計算した。遺伝率は,RFIで0.20,DFIで0.31,FCRで0.21,そしてPWGで0.36であった。Illumina 3KチップにおいてSNPにより説明された付加的遺伝分散の比率は,RFIで15%,DFIで11%,FCRで25%,そしてPWGで15%であった。これらの比率は,他の多品種集団では異なる可能性が高いであろう。遺伝子-多遺伝子及び多遺伝子予測間の順位相関は高く(0.95~0.99),一方,遺伝子-多遺伝子及び遺伝子予測間の順位相関は低かった(0.65~0.74)。すべての形質についての遺伝子-多遺伝子,遺伝子及び多遺伝子予測は,ブラーマン種比率が増加するにつれて減少する傾向にあり,ブラーマン種比率が多い子牛はアンガス種比率の多い子牛よりも効率が良かったが,成長が遅いことを示していた。予測SNP値はすべての形質で小さかった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  集団遺伝学  ,  成長 

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