文献

J-GLOBAL ID：201202251151499333   整理番号：12A1726172

割当を超えて,それ以上に(水産加工)

OVER AND ABOVE QUOTAS

著者 (1件)： MITCHELL Mike (Young’s Seafood)
資料名： New Food  (New Food)
巻： 15  号： 5  ページ： 11-12,14  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W1426A  ISSN： 1461-4642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近EUは最大維持可能漁獲量(MSY)の管理目標を定め,漁業による生態系への影響を調べることにした。ヨーロッパでは水産資源の保護,資源の生産性に見合った漁獲割当を通じて漁業管理を行おうとしている。乱獲及び破壊的な漁獲法は短期間で利益を上げるなどの理由で行われている。FAOによれば最近の世界の漁獲量は年に約7000万tで,このほか養殖魚が約5000万t弱ある。一部の魚種は持続可能な漁業として管理されているが,乱獲も依然として多い。イギリスの小売業は漁業が変革するためのインセンティブを創出しており,その例としてYoung’s Seafood社が実施する「Fish for Life」プログラムなどがある。メーカーや小売業各社が加入中のツールには「Fisheries Transition」や「Fishery Improvement Partnerships」がある。海上で魚を投棄することは食糧資源の無駄と見なされる。魚の歩留り向上の努力が払われているが,オリンピック方式の漁獲努力で短期間しか操業できないなどの問題があり解決が難しい。魚を効率よく利用することの重要性を強調した。

シソーラス用語： *水産加工 ,  *水産食品 ,  *食品工業 ,  *資源管理 ,  *水産資源 ,  欧州連合 ,  国連食糧農業機関 ,  小売業 ,  英国 ,  漁獲量
準シソーラス用語： EU【欧州】 ,  FAO【国連】 ,  漁獲規制 ,  漁業管理 ,  最大維持可能漁獲量 ,  持続可能な漁業

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品工業一般  (FJ02010F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 割当 ,  水産加工