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J-GLOBAL ID：201202251188558992   整理番号：12A0535064

酸化物半導体における光触媒水殺菌:その2-微生物作用物の構造,機能性および反応性

Photocatalytic water disinfection on oxide semiconductors: Part 2-structure, functional properties and reactivity of microbial agents

著者 (4件)： SUCHER N. J. (Univ. Western Sydney, NSW, AUS) ,  CARLES M. C. (Northeastern Univ., MA, USA) ,  NOWOTNY J. (Univ. Western Sydney, NSW, AUS) ,  BAK T. (Univ. Western Sydney, NSW, AUS)
資料名： Advances in Applied Ceramics  (Advances in Applied Ceramics)
巻： 111  号： 1/2  ページ： 16-33  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： E0272A  ISSN： 1743-6753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 飲料水の枯渇のため,太陽光を利用した水殺菌すなわち微生物の除去技術の開発が求められている。太陽光を利用した水殺菌として光誘起酸化システム(POS)に基づく酸化チタン(TiO₂)は最も期待できる候補材料である。本稿では,POSに基づくTiO₂の第一目標である微生物細胞エンベロープの構造的な性質と生物化学的構造について検討した。TiO₂の殺生物活性は光触媒により誘導される水酸ラジカル,超酸化物及び過酸化水素などの酸化種に依存する。光触媒により発生した酸化剤がエンベロープ中でPOSを局部的に生成して細胞を攻撃する。殺生物活性の基礎となる分子機構のモデルを開発した。このモデルは太陽光殺菌のためのTiO₂POSの実現に有効である。

シソーラス用語： *光触媒 ,  光触媒反応 ,  活性 ,  *酸化チタン ,  *殺菌 ,  殺菌作用 ,  浄水 ,  化合物半導体 ,  太陽エネルギー ,  抗微生物作用 ,  微生物 ,  性質 ,  反応性 ,  光酸化 ,  ウイルスエンベロープ ,  毒物 ,  ヒドロキシルラジカル ,  超酸化物 ,  過酸化水素 ,  シミュレーションモデル ,  飲用水 ,  原生動物 ,  ウイルス ,  細胞構成体 ,  リポ多糖類
準シソーラス用語： 光触媒作用 ,  光触媒活性 ,  酸化物半導体 ,  機能性 ,  エンベロープ【ウイルス】 ,  殺生物剤 ,  反応モデル ,  細胞構造

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化物半導体 ,  光触媒 ,  水殺菌 ,  微生物 ,  反応性