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J-GLOBAL ID：201202251210234543   整理番号：12A0437846

生物学的組織での光の偏光解消

Depolarization of light in biological tissues

著者 (5件)： FIXLER Dror (Fac. of Engineering and the Inst. of Nanotechnology and Advanced Materials, Bar Ilan Univ., Ramat Gan 52900, ISR) ,  ANKRI Rinat (Fac. of Engineering and the Inst. of Nanotechnology and Advanced Materials, Bar Ilan Univ., Ramat Gan 52900, ISR) ,  DUADI Hamootal (Fac. of Engineering and the Inst. of Nanotechnology and Advanced Materials, Bar Ilan Univ., Ramat Gan 52900, ISR) ,  LUBART Rachel (Dep. of Chemistry, Bar Ilan Univ., Ramat Gan 52900, ISR) ,  ZALEVSKY Zeev (Fac. of Engineering and the Inst. of Nanotechnology and Advanced Materials, Bar Ilan Univ., Ramat Gan 52900, ISR)
資料名： Optics and Lasers in Engineering  (Optics and Lasers in Engineering)
巻： 50  号： 6  ページ： 850-854  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： A0602B  ISSN： 0143-8166  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最新光線療法では,レーザの代わりに発光ダイオードや広帯域光デバイスを利用することが,経済的や実用的な理由で提案されている。これまで,レーザがLEDより優れていないのは,生物学的組織に侵入するとコヒーレンスと偏光を失うためと考えられている。しかし,偏光点はこれまで実験的に証明されていない。本研究では,レーザ光が生物学的組織を伝搬する場合,流動の有無で,偏光状態に及ぼす条件を初めて実験的に検証した。この実験では,生の七面鳥肉だけでなくファントム中を通過する光の偏光を測定した。積分時間,厚み,流量を変えて,測定を実行した。換算散乱係数が0.8mm^-1の場合,流動あるときと比較して,組織厚みが偏光にほとんど影響しないことを実験的に実証した。さらに,流動が偏光平面に垂直である場合,その速度が偏光に影響を及ぼした。しかし,流動が偏光平面に平行の場合,伝搬する光の偏光状態がほとんど変化しなかった。本研究の結果は,生物学的組織がスタティックでなくて,多くの血管や毛細管を含むために,光が組織に侵入すると,レーザの偏光が失われる可能性があることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *偏光解消 ,  *生体組織 ,  光線療法 ,  光散乱 ,  コヒーレンス ,  光学素子 ,  ファントム ,  レーザビーム ,  七面鳥肉 ,  放射伝達 ,  広帯域 ,  偏光
準シソーラス用語： 散乱係数

分類 (2件)： 偏光,複屈折,光学回転  (BD03040X) ,  放射伝達,放射変調  (BD03080P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 生物学的組織 ,  偏光解消