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J-GLOBAL ID：201202251226763660   整理番号：12A0915655

ガスタービン動翼の膜冷却性能に及ぼす内部冷却構造の影響評価-第2報 熱伝達率による評価-

Effects of Inner Structure of Gas Turbine Blades on Film Cooling Performance-Part2 Evaluation of Heat Transfer Coefficient-

著者 (3件)： 安形友希子 (電力中研) ,  高橋俊彦 (電力中研) ,  酒井英司 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所エネルギー技術研究所研究報告  (電力中央研究所エネルギー技術研究所調査報告)
号： M11006  ページ： 25P  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： L5636A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高効率でCO₂排出量が少ないLNG焚きガスタービンコンバインドサイクルに対する更なる高効率化へのニーズは高く,主機であるガスタービンの効率向上には冷却技術の果たす役割が大きい。当研究所では,より高性能な翼冷却構造を構築するために,翼の膜冷却について,断熱膜冷却効率を実験的,数値解析的に評価することで,翼内部の伝熱促進リブの配置によって膜冷却性能が向上する可能性を示唆した。さらに,膜冷却性能の評価指標である熱流速を算出するためには,断熱膜冷却効率に加え,熱伝達率の情報が必要不可欠となる。この研究では,タービン翼の内部冷却流路と膜冷却を模擬した平板膜冷却を対象として,伝熱促進リブの配置によって変化する熱伝達率分布を取得し,その特性を明らかにする。また,既報の断熱膜冷却効率に加え,熱流速低減率を算出し,リブ配置が膜冷却性能に及ぼす影響を明らかにする。

シソーラス用語： *ガスタービン ,  *タービン翼 ,  *複合サイクル発電 ,  液化天然ガス ,  *冷却効率 ,  フィルム冷却 ,  伝熱促進 ,  機械要素 ,  *熱伝達率
準シソーラス用語： ガスタービン翼 ,  コンバインド・サイクル発電 ,  LNG【液化ガス】 ,  膜冷却 ,  リブ【補強部材】

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (31件)：

• 1) 電気事業連合会,2012年1月分発受電速報 http://www.fepc.or.jp/library/data/hatsujuden/_icsFiles/afieldfile/2012/02/13/hatsuju20120213.pdf
• 2) Ito, E., Tsukagoshi, K., Masada, J. and Okada, I., "Development of Key Technologies for the Next Generation High Temperature Gas Turbine", ASME Paper GT2011-45172, (2011).
• 3) 渡辺和徳,高橋俊彦,酒井高行,Stefan Lars Jansson,高橋毅,大貝宣雄,藤岡照高,"発電用大型ガスタービン初段静翼を対象とした温度推定技術の開発,"電力中央研究所報告,MO1,(2005).
• 4) 藤岡照高,藤井智晴,森田聡,香川裕之,"ガスタービン初段静翼の並列大規模有限要素解析,"電力中央研究所報告,MO8008,(2009).
• 5) 高橋俊彦,渡辺和徳,高橋毅,"ガスタービン高温場を対象とした伝熱流動数値解析-第4報起動/停止時における1100°C級初段動翼温度の非定常解析-,"電力中央研究所報告,W99030,(2000).

タイトルに関連する用語 (7件)： ガスタービン ,  動翼 ,  冷却性能 ,  内部冷却 ,  影響評価 ,  熱伝達率 ,  評価