文献

J-GLOBAL ID：201202251229683918   整理番号：12A0667692

マルチセル環境下における直接・協調リレー切り替えを用いる上りリンクシングルキャリア協調AFリレーのチャネル容量

Channel Capacity Of Uplink Single-Carrier Cooperative AF Relay Using Direct/Cooperative Relay Switching In A Multi-Cell Envirionment

著者 (4件)： 中田雅之 (東北大 大学院工学研究科) ,  小原辰徳 (東北大 大学院工学研究科) ,  山本哲矢 (東北大 大学院工学研究科) ,  安達文幸 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 451(RCS2011 316-375)  ページ： 311-316  発行年： 2012年02月29日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代移動無線通信システムでは超高速通信の実現が期待されているが,送信電力が膨大になってしまうという問題がある。この送信電力問題を解決する有力な手段の一つに協調リレーがある。協調リレーは空間ダイバーシチ効果を得ることができる一方で,2タイムスロットを用いて信号送信を行う必要があるため最大伝送効率が端末・基地局間直接通信よりも低下してしまう。この問題に対処するために筆者らは以前,直接通信および協調リレーのどちらかをユーザのチャネル状態に応じて切り替える直接・協調リレー切り替えを提案し,シングルセル環境下におけるチャネル容量を評価した。しかしながら,同一周波数を再利用するマルチセル環境下におけるチャネル容量の評価は未検討であった。そこで,本稿ではマルチセル環境下における直接・協調リレー切り替えを用いる上りリンクシングルキャリア(SC)協調非再生(AF)リレー伝送のチャネル容量を評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： セル構造 ,  *移動通信 ,  *通信中継 ,  *ダイバーシチ通信 ,  回線切換 ,  *通信方式 ,  通信路容量
準シソーラス用語： *シングルキャリア伝送 ,  *協調通信

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (11件)：

• LANEMAN, J. N. Cooperative Diversity In Wireless Networks : Efficient Protocols And Outage Behavior. IEEE Trans. Inf. Theory. 2004, 50, 12, 3062-3080
• COVER, T. M. Capacity Theorems For The Relay Channel. IEEE Trans. Inf. Theory. 1979, IT-25, 572-584
• OOHAMA, Y. Capacity Theorems For Relay Channels With Confidential Messages. Proc. ISIT 2007, Jun. 2007, 926-930
• MYUNG, H. G. Single Carrier FDMA For Uplink Transmission. IEEE Trans. Veh. Technol. 2006, 1, 3, 30-38
• NAKADA, M. Channel Capacity Of SC-FDMA Cooperative AF Relay Using Spectrum Division & Adaptive Subcarrier Allocation. Proc. IC-NIDC 2010, Sept. 2010, 579-583

タイトルに関連する用語 (11件)： マルチ ,  セル ,  環境 ,  協調リレー ,  切り替え ,  上りリンク ,  シングルキャリア ,  協調 ,  AF ,  リレー ,  チャネル容量