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J-GLOBAL ID:201202251253649356   整理番号:12A1383896

インテグリンファミリーの新参者:生物学および癌におけるインテグリンα9

The newcomer in the integrin family: Integrin α9 in biology and cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 326-339  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: E0789A  ISSN: 2212-4926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インテグリンは,細胞-細胞および細胞-細胞外マトリックス相互作用を調節する,ヘテロ二量体膜貫通受容体である。ヒトで同定されている24のインテグリンヘテロ二量の中で,α9β1インテグリンは,あまり研究されていないものの一つである。α9は,α4と共に,脊椎動物のみで見出されている,インテグリンのより最近の進化サブファミリーである。α9は,多くのリガンドを共有するため,α4と同様の機能を有すると考えられており,出生後の生存に対する重要性が,α9ノックアウトマウスの研究により注目された,最近まで,むしろ見過ごされていたインテグリンである。α9β1は,広い範囲の細胞型に発現しており,多くのリガンド,例えば,フィブロネクチン,テナシン-CおよびADAM12と相互作用し,細胞接着と移動,肺発達,リンパと静脈弁の発達および創傷治癒のような過程で重要な機能をすることが示されている。これは,α9β1が仲介するシグナリングおよびその調節を検討する興味を与える。この総説では,α9β1が仲介する生物と病理的過程の最近の進歩を概説し,癌診断と治療としての可能性を考察した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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