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J-GLOBAL ID:201202251382515811   整理番号:12A1030516

ヒトアテローム硬化症プラーク脂質抽出物が単球の抗酸化防御容量を損なわせる

Human atherosclerotic plaque lipid extract impairs the antioxidant defense capacity of monocytes
著者 (6件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 884-888  発行年: 2012年07月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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活性酸素種(ROS)により誘導された酸化ストレスはプラーク形成と不安定性の病因と関わっている。この進行中の酸化過程の間,脈管構造の細胞はプラークのアテローム生成にさらされている;以前の研究で,アテローム硬化症の発達の結果とは別にして,動脈プラークはまたその進行の原因でもあることを示唆してきた。目的:本研究で,著者らは,頚動脈プラーク脂質抽出物のヒト単球抗酸化システムに対する効果を研究するという考えに挑戦した。方法と結果:単球を頚動脈プラーク脂質抽出物(LE)に72時間まで暴露させたところ,同時のグルタチオン酸化の177%上昇をともなう,ROSレベルが170%増加した。実験から,細胞内抗酸化酵素,CAT,GPx及びTRxR活性が減少した(それぞれ,17,33及び43%)。これらの酵素活性はその後コントロールのそれに戻ったが,LEの延長した暴露では,ROSレベルは減少しなかったし,むしろ連続的に増加していた。興味深いことに,細胞内SOD活性は明らかに上昇し,高いままで留まった(176%),そのことは内部で産生された,O<sub>2</sub>・<sup>-</sup><スーパーオキシドアニオンラジカル)ではなくH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>が,LEの存在により生じた酸化ストレスを促進する因子であることを意味している。結論:アテローム硬化プラークからの脂質は,主にH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>産生を介して細胞抗酸化システムを減弱させ,酸化ストレスを促進することにより隣接部位のアテローム形成状態の進行に寄与しているかもしれない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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血管系  ,  循環系の基礎医学  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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