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J-GLOBAL ID：201202251440803148   整理番号：12A0424437

再加工がABSプラスチック中の添加剤に及ぼす影響のガスクロマトグラフィー/質量分析による検出

Effects of Reprocessing on Additives in ABS Plastics, Detected by Gas Chromatography/Mass Spectrometry

著者 (4件)： BAI X. (China Univ. Geosciences, Wuhan, CHN) ,  STEIN B. K. (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  SMITH K. (Cardiff Univ., Cardiff, GBR) ,  ISAAC D. H. (Swansea Univ., Swansea, GBR)
資料名： Progress in Rubber, Plastics and Recycling Technology  (Progress in Rubber, Plastics and Recycling Technology)
巻： 28  号： 1  ページ： 1-14  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0458C  ISSN： 1477-7606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃棄コンピュータからの二個のABSプラスチック片の溶媒抽出物をGC/MSにより分析した。これらと同じ条件でBHT(酸化防止剤)及びステアリン酸メチル(滑剤)の標準品を分析した。バージンABSをトルクレオメータにより加工した試料,バージンABS/イルガホス168(酸化防止剤)/エチレンビスステアロアミド(EBS,滑剤)を同様に加工した試料の各々からの溶媒抽出物をGC/MSにより分析した。ABSプラスチックの再加工により揮発,分解又は転化により添加剤の一部が消失することが分かった。再加工の過程でBHTは消失しやすく,イルガホス168は分解し分解生成物として2,4-ジ-t-ブチルフェノールが生成した。再加工中に脂肪酸及びそれらの誘導体は消失したがEBSは分解した。良好な加工性と使用特性を維持するには再加工中に新たに添加剤を加える必要がある。比較的低温で再加工すればプラスチック中の添加剤の消失を減らすことができる。

シソーラス用語： *ABS樹脂 ,  酸化防止剤 ,  質量分析 ,  再加工 ,  *リサイクル ,  *重合体用添加剤 ,  滑剤 ,  熱分解 ,  溶媒抽出 ,  GC-MS分析 ,  分解物 ,  加工温度 ,  フェノール類 ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： 揮発 ,  分解生成物 ,  老化防止剤

分類 (4件)： 高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  酸化防止剤,安定剤  (YH05040U) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

物質索引 (5件)： BHT ,  イルガホス168 ,  エチレンビスステアロアミド ,  ジクロロメタン ,  ステアリン酸メチル

タイトルに関連する用語 (5件)： ABS ,  プラスチック ,  添加剤 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析