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J-GLOBAL ID：201202251511291836   整理番号：12A0266365

エルニーニョ南方振動や他の気象パターンに代表される全球気候変動に関連した赤かび病大流行の変動

Variability in Fusarium Head Blight Epidemics in Relation to Global Climate Fluctuations as Represented by the El Nino-Southern Oscillation and Other Atmospheric Patterns

著者 (3件)： KRISS A. B. (Ohio State Univ., Wooster) ,  PAUL P. A. (Ohio State Univ., Wooster) ,  MADDEN L. V. (Ohio State Univ., Wooster)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 102  号： 1  ページ： 55-64  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エルニーニョ南方振動や太平洋-北アメリカパターン(PNA)および北大西洋振動(NAO)など北半球の気候に強く影響する海洋ニーニョ指数(ONI)と1965~2010年のオハイオ州および1973~2008年のインディアナ州での赤かび病(FHB)強度を時系列で検討し,その関係を考察した。この結果,冬季および春季のONIがオハイオ州の隣接する5.1年間のFHBと有意に相関していた。またインディアナ州のFHBと冬季ONIの有意な相関の限られた証拠もあった。2年間から7年間の範囲では,オハイオ州とインディアナ州両方のFHBとPNA,NAOが相関していた。結果から,全球気候指数およびモデルをFHBの発生リスク年の予測に用いることができるが,予測精度を上げるには胞子形成と感染期間の局地的天候データが必要であることが明らかになった。

シソーラス用語： Fusarium ,  Gibberella ,  コムギ ,  *赤かび病 ,  *予測 ,  *気候変動 ,  ENSO
準シソーラス用語： Fusarium graminearum ,  Gibberella zeae ,  *発病予測 ,  エルニーニョ南方振動

分類 (2件)： 麦  (FC03033M) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： エルニーニョ南方振動 ,  気象 ,  球 ,  気候変動 ,  赤かび病 ,  大流行