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J-GLOBAL ID：201202251560008619   整理番号：12A0521830

希少金属資源回収と有害金属除去に資する微生物の開発

著者 (5件)： 栗原達夫 (京大 化研) ,  栗原達夫 (京大 学際融合教育研究推進セ) ,  川本純 (京大 化研) ,  服部武文 (京大 生存圏研) ,  服部武文 (徳島大 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部)
資料名： 京都大学生存基盤科学研究ユニット研究成果報告書  (ISS Report)
巻： 2010/2011  ページ： 129-130  発行年： 2012年02月28日 
JST資料番号： L8050A  ISSN： 1883-0293  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 嫌気環境に生息する微生物の中には金属化合物を電子受容体として呼吸し,金属化合物を還元して溶解を可能とし,環境中から有害金属の除去や希少金属の回収が期待されている。本研究では低温に適応して金属代謝機能を持つ微生物を対象に,その金属代謝機能を明らかとして環境浄化と有用資源確保の微生物開発を目指した。南極海水由来の低温菌Shewanella livingsonesis Ac10は嫌気環境下での異化的金属還元能を持ち,三価鉄などを電子受容体として生育可能でることが分かった。そしてこの微生物の異化的金属還元に関するタンパク質の解析を行った。さらに三価鉄誘導タンパク質の解析から,グラム陰性細菌の外膜に存在するチャンネルタンパク質のPhoEが,三価鉄存在下で増加することが分かった。

シソーラス用語： レアメタル ,  *資源回収 ,  *微生物 ,  異化 ,  還元 ,  *嫌気性菌 ,  アクセプタ ,  *極限環境微生物 ,  電子受容体

分類 (3件)： 鉱石浸出法  (UA07090M) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 希少金属 ,  資源回収 ,  有害金属 ,  微生物 ,  開発