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J-GLOBAL ID：201202251608269665   整理番号：12A0853410

統計でみるプラスチック産業の一年 液晶ポリマー

著者 (1件)： 二ノ倉英樹 (ポリプラスチックス)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 6  ページ： 62-65  発行年： 2012年06月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液晶ポリマー(LCP)は溶融時にネマチック液晶性を示す熱可塑性エンジニアリングプラスチックの総称であり一般に全芳香族ポリエステル系の骨格を有する。剛直で折れ曲がらない高分子構造をもち溶融状態ではわずかなせん断応力で一方向に配向しこれをそのまま冷却すると分子が配向を維持したまま固化しその状態が安定して保たれる。IT機器の小型集積化に伴いコネクタやソケットなども小型化される傾向にありLCPの有する耐熱性・高流動性が高く評価されこれらの用途での使用量が非常に増えている。2010年のLCPコンパウンド需要は約33000トンと推定される。世界需要の約50%を占めるといわれる中国・台湾市場を中心に年率10%弱の成長を続けると推定される。2012年の世界のLCPメーカーの生産能力を説明した。LCPの技術動向として,コネクタ用低そり材料,低発塵性材料及び断熱成形(擬似的高温金型成形)技術の開発,環境問題への対応を述べた。

シソーラス用語： 経済統計 ,  *高分子液晶 ,  ネマチック相 ,  射出成形 ,  需要 ,  技術開発 ,  ポリアリレート ,  生産能力 ,  エンジニアリングプラスチック
準シソーラス用語： ネマチック液晶 ,  *液晶ポリマ ,  市場動向 ,  全芳香族ポリエステル

分類 (4件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  ネマチック相  (BK03020W) ,  ゴム・プラスチック工業一般  (YH01010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 統計 ,  プラスチック産業 ,  液晶ポリマー