文献
J-GLOBAL ID:201202251615133698   整理番号:12A1022401

不均一触媒作用と電極触媒作用における二酸化ルテニウムの表面化学: 基礎研究から応用研究まで

Surface Chemistry of Ruthenium Dioxide in Heterogeneous Catalysis and Electrocatalysis: From Fundamental to Applied Research
著者 (2件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 3356-3426  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Ruは-IIから+VII価までの幅広い原子価をとる元素で,ルテニウム化合物(RuO2など)はCO酸化など,種々の反応に対し優れた触媒活性を有することが知られている。本レビューはRuO2の表面化学に関する基礎と応用について包括的に論じた。第二章でRuO2の物理化学的性質,第三章ではRuO2の合成法について簡単に述べた。第四章ではルテニウムの複雑な表面酸化還元化学を,1)単結晶Ru表面の気相酸化,2)Ru(0001)の電極酸化,3)RuO2(110)の還元,4)構造的により複雑なRu物質の酸化と還元,5)その他の白金族金属単結晶の酸化還元表面化学,について論じた。第五章では単結晶RuO2表面の原子レベルでの構造と性質を,RuO2(110)表面と(100)表面について述べ,ルチルTiO2表面と比較した。第六章ではRuO2上でのCO酸化反応を事例研究として詳しく論じた。第七章では不均一触媒反応に対するRuO2の応用例を低温CO酸化,水生成,メタノール酸化,アンモニア酸化と関連反応,HCl酸化の各反応について示した。第八章ではRuO2の電極触媒としての応用例(水素発生反応など),第九章ではRuO2のエネルギー変換に関連した応用例(スーパーキャパシタ,燃料電池,充電可能なLiイオン電池,光触媒)を示した。第十章では電子工業へのRuO2の応用例を示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  不均一系触媒反応  ,  電気化学反応  ,  固体の表面構造一般 

前のページに戻る