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J-GLOBAL ID:201202251632302444   整理番号:12A0620605

人工の肺と皮膚の表面液での鉱石からのベリリウムの放出

Release of beryllium from mineral ores in artificial lung and skin surface fluids
著者 (6件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 313-322  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: D0706A  ISSN: 0269-4042  CODEN: EGHEE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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皮膚接触または吸入を介した一部の加工ベリリウム化合物への曝露は感作を発生させえる。ベリリウムを吸入した感作者の一部は慢性ベリリウム疾患(CBD)を発症するかもしれない。自然発生ベリリウム鉱物への曝露についてはほとんど知られていない。本研究の目的はベルトランダイト鉱石からのベリリウムのバイオアクセシビリティを評価することである。二つの鉱山(モニターとブルーチョーク)坑道由来のベルトランダイトからの溶解を,人工汗(pH5.3とpH6.5)と気道被覆液(SUF,pH7.3)と肺胞マクロファージファゴソーム液(PSF,pH4.5)でのバイオアクセシビリティを測定することで,皮膚と吸入曝露の両経路について評価した。pH5.3(0.88±0.01%対0.36±0.00%)とpH6.5(0.09±0.00%対0.03±0.01%)で緩衝された人工汗において,ブルーチョーク坑道鉱石よりもモニター坑道鉱石から有意により多量のベリリウムが放出された。人工汗中での鉱石からのベリリウムの放出速度は,以前に測定されたマウスで感作を誘導することが知られている加工形態のベリリウム(例えば酸化ベリリウム)よりも速かった。SUFではベリリウムのレベルは検出の解析限界以下だった。PSFではベリリウム溶解は2相性(初期の迅速な拡散とその後のより遅い表面反応)だった。後期相時に,溶解半時間は1400~2000日で,速度定数は約7×10-10g/(cm2日)であり,ベルトランダイトが肺において持続することを示した。これらのデータはベルトランダイト粉塵への皮膚と吸入曝露を制御することが賢明であることを示す。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. (outside the USA) 2011 Translated from English into Japanese by JST.
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