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J-GLOBAL ID:201202251638897920   整理番号:12A1411229

細胞接着を調節する光可逆性表面

Photoreversible Surfaces to Regulate Cell Adhesion
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 2958-2963  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞は,細胞表面受容体(インテグリン)と細胞外マトリックス(ECM)の細胞接着成分(フィブロネクチン,ラミニン,など)との受容体-リガンド相互作用を介して増殖する。本研究では,細胞接着成分の最小単位RGDを含む光制御可能人工ECMを作製した。すなわち,その表面をRGDまたはc(RGDfK)を含んだアゾベンゼン基盤の光切換え可能側鎖によって機能化したポリ(アクリル酸)-ポリ(アリルアミン)のポリ電解質二重膜でコートした。この人工ECM表面を光照射すると,アゾ結合に幾何切換えが起こり,RGDまたはc(RGDfK)部位が暴露され,細胞接着および細胞増殖が誘導される。表面コート膜の厚さのNIH3T3細胞の接着に及ぼす影響を調べた結果,膜厚さ(63Å,180Å,1075Å)の増大は有意に細胞接着を減少させた。最も効果的に細胞接着および細胞生存を増大させたのは,63Åの場合の最大40%の増強であった。以上の結果は,光トリガー性人工基質修飾法を利用する,細胞培養基質条件の適性化への道を拓くものである。
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分類 (2件):
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細胞・組織培養法  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (2件):
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