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J-GLOBAL ID：201202251646608341   整理番号：12A0993670

in silico合成経路開発-量子化学計算に支援された合成経路開発-

Towards in silico Synthetic Route Development. Computer Aided Organic Synthesis Developments of Target Compounds

著者 (5件)： 山本豪紀 (山口大 大学院理工学研究科) ,  山口徹 (Transition State Technol.) ,  吉村和明 (新日鐵化学) ,  隅本倫徳 (山口大 大学院理工学研究科) ,  堀憲次 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 70  号： 7  ページ： 722-730  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 計算化学的アプローチの一環として,in silico合成経路開発法の実際とそれに関連する自研究のまとめを行なった。そしてここではこれまでの成果を活かして遷移状態データベース(TSDB)を構築し,それを利用した新規化合物,既存化合物の「新規合成路開発」,既存プロセスの改良をアシストする企図を呈示した。以下の項目に沿ってその研究過程を紹介した。1)in silico合成経路開発とは,2)in silico合成経路開発の実際例(RouteAとRouteB,RouteC,RouteD,in silicoスクリーニングと実験結果の比較),3)遷移状態データベースの開発とその応用(置換基法を用いた遷移状態構造の最適化),4)実験収率予測による反応有用性のランキング(Diels-Alder反応,Curtius反応)。

シソーラス用語： ab initio法 ,  Hartree-Fock法 ,  電子構造 ,  配置間相互作用法 ,  *化学合成 ,  *反応経路 ,  遷移状態 ,  *遷移状態理論 ,  *計算化学 ,  *スクリーニング ,  データベース ,  Diels-Alder反応 ,  分解反応 ,  *計算機利用 ,  Curtius反応 ,  *利用

分類 (1件)： 有機化学反応一般  (CF02010Q)

物質索引 (1件)： 2,6-ジメチルクロマン-4-オン

引用文献 (37件)：

• 1) E. J. Corey, X.-M. Cheng, “The Logic of Chemical Synthesis”, John Wiley and Sons, Inc., New York, 1989
• 2) M. Bersohn, Bull. Chem. Soc. Jpn., 45, 1897 (1972)
• 3) J. Gasteiger, Chim. Ind., (Milan) , 64, 714 (1982)
• 4) J. B. Hendrickson, A. Glenn Toczko, Pure Appl. Chem., 60, 1563 (1988)
• 5) E. R. Laird, W. L. Jorgensen, J. Org. Chem., 55, 9 (1990)

タイトルに関連する用語 (4件)： 合成経路 ,  開発 ,  量子化学計算 ,  支援