文献
J-GLOBAL ID:201202251684755315   整理番号:12A0364227

角膜の神経支配の間のレンズと角膜による神経反発はRobo-Slitシグナリングに依存し,ニューロンの加齢につれ減少する

Nerve repulsion by the lens and cornea during cornea innervation is dependent on Robo-Slit signaling and diminishes with neuron age
著者 (3件):
資料名:
巻: 363  号:ページ: 115-127  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
体表面で最も密に神経支配されている角膜は,一連の高度に協調した発生上のイベントにおいて神経支配されるようになる。角膜発生の間,ニワトリ三叉神経成長円錐は胚発生(E)5に角膜の縁に達し,そこでそれらはE9に進入する前にE5からE8まで最初は反発され,代わりに角膜周囲を神経環として取り囲む。角膜発生の間の成長円錐ガイダンスを協調させる分子イベントは良く理解されていない。ここで我々は,Robo-Slit神経ガイダンスファミリーの潜在的役割を評価した。我々はSlit1,2そして3の角膜とレンズでの発現が,調べた角膜神経支配の全ての段階の間,持続することを見いだした。Robo1の発現は三叉神経細胞体で発生上調節され,神経環形成(E5~E8)の間,強く発現し,その後,角膜への成長円錐の投射と一致して減少した。本研究において我々は,Robo-Slitシグナリングが角膜神経支配の間に三叉神経を誘導するin vivoおよびin vitroでの証拠を提供する。発生中の瞼にin vivoで移植した阻害性Robo-Fcタンパク質を装填したビーズによるRobo-Slitシグナリングの一過的で局在した阻害は,混乱した神経環形成と早発の角膜神経支配を引き起こした。加えて,器官型組織培養において三叉神経外植片(ニューロンのソース)をレンズ胞あるいは角膜(反発性分子のソース)に隣接して据えたとき,レンズと角膜の両方の組織は,阻害性Robo-Fc存在下を除いて,E7の三叉神経突起を強く反発した。反対に,E10三叉神経突起は角膜により強く反発されず,Robo-Slit阻害性タンパク質の存在は効果を示さなかった。全部で,これらの発見は,神経環形成の間のレンズと角膜による神経反発はRobo-Slitシグナリングにより仲介されることを示唆する。より後に,部分的には,Slit発現角膜が成長円錐に許容的であることを神経が見いだすことを可能にする,Robo1の下方調節を含む三叉神経ニューロンにおける分子的変化のため,神経ガイダンス挙動の変化が起こる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
視覚  ,  発生と分化 

前のページに戻る