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J-GLOBAL ID:201202251732884068   整理番号:12A0930501

H22肝細胞癌腹水モデルにおけるケモカインRANTESの治療機能

The therapeutic function of the chemokine RANTES on the H22 hepatoma ascites model
著者 (6件):
資料名:
巻: 367  号: 1-2  ページ: 93-102  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,肝細胞癌腹水モデルにおけるケモカインRANTESの治療機能を解析し,悪性腹水におけるRANTESのメカニズムを予備的に探り抗腫瘍治療法におけるケモカインの応用に対する重要な基準を与えることであった。マウスH22肝細胞癌腹水モデルを用いた。RANTES投与群,IL-2対照群対照群およびNS対照群の3投与群を解析した。早期治療および後期治療の2つの処方をデザインし,マウス体重および腹囲の変化測定と生存期間の観察により悪性腹水に及ぼすRANTESの治療影響を研究した。マウス腹水におけるTNF-α,IFN-γ,TGFβ1およびMCP-1の発現をELISAにより検出し,Bリンパ球およびTリンパ球におけるRANTESの走化性機能をフローサイトメトリーにより解析した。初期および後期治療計画において,RANTESはH22肝細胞癌腹水モデルにおいてマウス体重および腹囲の増加を効率的に阻害できた。抗腫瘍影響を持つTNF-αおよびIFN-γの分泌は対照群におけるよりRANTES投与群において高かった(P<0.05)が,腫瘍増殖,浸潤および腫瘍転移を促進するTGFβ1およびMCP-1の分泌は対照群における値より低かった(P<0.05)。RANTESはCD4+およびCD8+T細胞において走化性影響を持ち,RANTES投与群におけるマウス腹水中のCD3,CD4およびCD8のパーセントはNS対照およびIL-2投与群におけるより有意に高く,CD4/CD8比も高かった。RANTESは体重および腹囲の増加を効率的に阻害でき,H22肝細胞癌腹水モデルにおけるマウスの生存期間を有意に延長することができた。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
基礎腫よう学一般  ,  生理活性ペプチド  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  サイトカイン 

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