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J-GLOBAL ID:201202251736925729   整理番号:12A0263374

腐食レベルでの荷重を受けるRC梁の軸方向歪と剛性

Longitudinal strains and stiffness of RC beams under load as measures of corrosion levels
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  ページ: 215-227  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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構造技術者は,腐食したRC構造物の残留耐荷重能力を推定するのに,測定可能なパラメータに信頼を置く。最も幅広く用いられているパラメータは,覆っているコンクリートに生じるクラックである。本研究は梁の鉄筋に生じる腐食の程度を推定する方法として,腐食しているRC梁の軸方向歪と剛性を用いることの可能性について調べた。これは,20体の準実大のRC梁(153×254×3000mm)をさまざまなレベルの持続的荷重により腐食させた広範囲な研究結果に基づいている。軸方向歪は腐食した梁の深さを横断して非一様に変化することを示した。さらに,その最大値は鉄筋が最も損傷している部分と一致しなかった。従って,その値を鉄筋の腐食程度を示す指標または腐食しているRC梁の構造的完全性を示す指標として使うことは望ましくない。変位から求められる腐食したRC梁の剛性は,鉄筋の質量損失が5%から8%となる腐食レベルで鋭く低下することを明らかにした。腐食レベルが8%を超えると,鉄筋の腐食が進むにもかかわらず剛性は一定の値を示した。従って,腐食の初期の段階では鉄筋の腐食レベルを示す指標として剛性を用いるメリットはあるが,激しく腐食したRC構造物の剛性を測る意味は全くないことを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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コンクリート構造 
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