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J-GLOBAL ID：201202251742101550   整理番号：12A1186896

マイクロアロイド鋼のNbC析出の数値シミュレーション

Numerical simulation of NbC precipitation in microalloyed steel

著者 (4件)： RADIS R (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  RADIS R (Graz Univ. Technol., Graz, AUT) ,  RADIS R (Erne Fittings GmbH, Schlins, AUT) ,  KOZESCHNIK E (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT)
資料名： Modelling and Simulation in Materials Science and Engineering  (Modelling and Simulation in Materials Science and Engineering)
巻： 20  号： 5  ページ： 055010,1-15  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W0484A  ISSN： 0965-0393  CODEN： MSMEEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nbのマイクロ合金化添加は高強度低合金(HSLA)鋼の工業的製造に非常に重要である。溶液中のNbとNb(C,N)析出は結晶粒界のピンニングまたは溶質抵抗効果によってマイクロ構造の変化に著しく影響を与える。NbC析出に対する多くの数のモデルを利用できるが,これらの手法の全ては独立な実験によって容易に決定できない現象論的パラメータに依存している。本研究では析出モデルを使用してこの問題を避ける。それらは物理的メカニズムと入力量に頼っている。それらの中には転位に沿った,バルクの中の拡散と結晶粒界における拡散比と同様に塑性-,温度-およびサイズ依存の界面エネルギーがある。このシミュレーションはいかなる未決定のフィッティングパラメータに頼らない。すべての入力量は実験データから採用するかまたは適正な物理モデルによって決定する。計算結果は異なった化学組成の広い範囲と様々な等温アニール温度に広がった文献値の実験データと比較する。さらに,選択された実験はまた異なった熱-機械的処理によって導入された様々な異なった転位密度を含む。様々な実験データは初期の熱-機械的処理に従った転位密度をのみを変えるだけで,単一のシミュレーションパラメータセットによって一貫して再現できる。

シソーラス用語： *マイクロアロイド鋼 ,  *ニオブ化合物 ,  *炭化物 ,  計算機シミュレーション ,  HSLA鋼 ,  *析出 ,  転位【結晶】 ,  表面エネルギー ,  化学組成 ,  加工熱処理 ,  結晶粒界 ,  転位密度 ,  焼なまし ,  反応速度 ,  オーステナイト ,  フェライト組織 ,  粒界析出 ,  固体内拡散
準シソーラス用語： 界面エネルギー ,  数値シミュレーション ,  *炭化ニオブ ,  析出速度 ,  パイプ拡散 ,  転位芯

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： マイクロアロイド鋼 ,  析出 ,  数値シミュレーション