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J-GLOBAL ID：201202251750870740   整理番号：12A0531375

酸素漂白スギパルプの糖化性とバイオエタノール生産

著者 (6件)： 下川知子 (森林総合研) ,  池田努 (森林総合研) ,  真柄謙吾 (森林総合研) ,  野尻昌信 (森林総合研) ,  品川早苗 (バイオアカデミア) ,  品川日出夫 (バイオアカデミア)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 62nd  ページ： ROMBUNNO.P15-P-PM15  発行年： 2012年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 主要な国内森林資源であるスギよりバイオエタノールを生産する手法として,ソーダ-アントラキノン蒸解により調製したスギパルプのオンサイト酵素による同時糖化発酵を検討しており,アルカリ蒸解条件などの異なる酸素漂白スギパルプを用いて酵素糖化性の検討及び同時糖化発酵によるエタノール生産試験を行った。多段酸素漂白にアルカリ抽出処理を組み合わせることによりリグニン含量を低下させたスギパルプ(クラソン-リグニン含量4.1%)を用いることで糖化反応に必要とされる酵素タンパク量を減らすことが可能であり,同時糖化発酵では10wt%の基質濃度で乾燥パルプ1g当たり4mgの酵素タンパクを使用して,4日間40°Cの反応により42g/Lのエタノールが生産された。(著者抄録)

シソーラス用語： *酸素漂白 ,  パルプ ,  林産資源 ,  *スギ ,  *脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  生産工程 ,  *アルカリ蒸解 ,  酵素的分解 ,  多糖類 ,  糖化 ,  *アルコール発酵 ,  *プロセス開発 ,  プロセス解析 ,  抽出 ,  リグニン ,  原価低減 ,  試験 ,  Trichoderma reesei ,  Aspergillus ,  酵母菌属 ,  キノン ,  芳香族縮合化合物 ,  *同時糖化発酵
準シソーラス用語： 森林資源 ,  *バイオエタノール ,  製造プロセス ,  酵素糖化 ,  アルカリ抽出 ,  実験室試験 ,  Aspergillus tubingensis ,  サッカロミセス

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： アントラキノン

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸素漂白 ,  スギ ,  パルプ ,  糖化 ,  バイオエタノール