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J-GLOBAL ID:201202251768725179   整理番号:12A1000804

DOPO-POSSにより難燃化したエポキシ複合材料の吹消し効果およびアミノ硬化試薬との相関性

Blowing-out effect in epoxy composites flame retarded by DOPO-POSS and its correlation with amide curing agents
著者 (3件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 1314-1324  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二種類のアミドである脂肪族オリゴマのポリアミド650(PA650)と芳香族である4,4′-ジアミノジフェニルスルホン(DDS)により硬化した難燃性のDGEBA(ビスフェノールAのジグリシジルエーテル)エポキシ樹脂に対して9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシドを含む新規で多面体的なオリゴマ状のシルセスキオキサン(DOPO-POSS)を適用した。DOPO-POSSをもつエポキシ複合材料は用いたアミドに依存する異なる難燃性を示した。UL-94試験の結果によるとDOPO-POSSをもつDEGBA/DDSは熱分解気体の強力な放出による吹出し効果を示したがDGEBA/PA650は示さなかった。更に僅か2.5wt%のDOPO-POSSはエポキシ樹脂であるDEGBA/DDSに対して27.1%のLOI値とUL-94のV-1定格値を与えた。反面,DGEBA/PA650における10wt%のDOPO-POSSは25.9%のLOI値とUL-94のV-1定格値となった。TTI,HRR,p-HRR,COPRおよびCO2PRの価値など火炎挙動の詳細について円錐型熱量計を用いて試験した。DEGBA/DDSにおけるDOPO-POSSはDEGBA/PA650におけるものよりもp-HRRの低い値と長いTTIとなった。2.5wt%ほどに低いDOPO-POSSをもつDEGBA/PA650は簡潔な炭を容易に形成した。しかしDOPO-POSSをもつDEGBA/PA650は10wt%のDOPO-POSSが添加されるまでに炭化しなかった。二種類のエポキシ樹脂における熱安定性と熱分解気体は窒素雰囲気の下でTGA-FTIRにより評価した。DOPO-POSSはPA650の橋かけ系と比較してDDSの橋かけで優れた促進的な炭化を示した。DEGBA/DDS/DOPO-POSSに対して吹消し効果に対する炭化の寄与で熱分解気体の迅速で濃密な炭化と蓄積であることが仮定された。これらの結果はエポキシ樹脂の吹消し効果が亜りん酸(DOPO)とシリコン(POSS)の相乗効果により生じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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難燃剤  ,  橋かけ  ,  抵抗性 
物質索引 (4件):
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