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J-GLOBAL ID:201202251785532856   整理番号:12A0807550

牛群におけるゼアラレノン及び尿中ゼアラレノンの濃度での飼料用稲藁の自然汚染

Natural contamination of dietary rice straw with zearalenone and urinary zearalenone concentrations in a cattle herd
著者 (13件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 1610-1616  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゼアラレノン(ZEN)によるウシ飼料汚染の天然資源を調べ,実験牛の尿中ZEN濃度の持続的増加の原因となる飼料原料を探索し,汚染対策の効果についても評価した。モデルとして肥育牛である黒毛和種(JB)を用い,持続的な尿中ZEN濃度の増加を調べた。新しい稲藁を与えた場合,尿中ZEN濃度を,給餌開始時(d1),及び2週間後(d14)に測定し,飼料中及び飲み水中ZEN濃度をELISA及びHPLC方法で測定した。また稲藁及び濃厚飼料からかび類の分離及び同定を行った。新鮮稲藁給与牛の尿中ZEN濃度[ZEN(pg/mL)/クレアチニン(mg/mL)=pg/mgクレアチニン]は,古い稲藁を与えた例よりも有意に少なかった。d1及びd14で,古い稲藁中ZEN濃度は,新しい稲藁よりも大きかった。古い稲藁からの培養物処置の培地中に菌類のコロニーを認め,ZEN汚染の原因を示唆しており,新しい稲藁からは,検出できなかった。結論として,野外試験でウシに給与した稲藁は,ZENに自然汚染していたことを示し,尿中のZEN濃度のモニターが,ZEN汚染へのウシの曝露を知る有効手段として評価できた。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  粗飼料  ,  飼料衛生  ,  微生物起原の毒性 

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