抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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まず,近年の世界における情報セキュリティにかる脅威の動向,パソコンに侵入された経験率の世界比較,日本におけるICT利用不安の意識,日本におけるインターネットの年齢階級別利用状況を概観した上で,今後のセキュリティ対策は,環境変化を踏まえることとBCP対応などが重要とする考え方を述べた。次に政府としての情報セキュリティ対策の取り組みを中心に,情報セキュリティ政策の枠組みと推進体制,「国民を守る情報セキュリティ戦略(平成22年5月の政策会議決定)」,「情報セキュリティ2012」の骨子案,重要インフラの情報セキュリティ対策,情報インフラ第二次行動計画の改訂,財務省の主な情報セキュリティ政策,の各項目について解説した。最後に,国としては,国境を越えて情報が自由に流通する環境作りに向けて,国際連携の強化と官民連携を柱に今後の情報セキュリティ対策を進めることを述べた。