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J-GLOBAL ID：201202251808275562   整理番号：12A0859749

事務所における飲料水等の使用量の実態

著者 (6件)： 黒澤英大 (東京都健康安全研究セ) ,  木原真隆 (東京都健康安全研究セ) ,  鴫原茂 (東京都健康安全研究セ) ,  藤木敬行 (東京都健康安全研究セ) ,  高橋佳代子 (東京都健康安全研究セ) ,  大貫奈穂美 (東京都健康安全研究セ)
資料名： ビルと環境  (Environment and Building Services)
号： 137  ページ： 37-38  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： L3436A  ISSN： 0918-5615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成21年4月から23年10月にかけて,東京都における事務所ビルの使用水量の実態を調査した。調査対象は主用途を事務所とする特別区内の延床面積10000m²を超える特定建築物とし,調査内容はビル建設時の設計水量,飲用系受水槽の回転数,使用水量及び飲用と雑用の使用割合である。その結果,1)設計水量の平均は便覧記載値に近似しているが,厨房や冷却塔を除く使用水量の実態を大幅に上回ること,2)飲用系受水槽の回転数は調査対象ビルの7割で1.5回/日を下回り,供給水の衛生・安全性確保のために有効容量の低減を要すること,3)使用水量は飲用,合計共に便覧値を大幅に下回り,また平成15年度調査より飲用使用水量が減少しているため,実態に即した適正容量の受水槽設置に向けた指導を要すること,などが分かった。

シソーラス用語： *事務所建築 ,  *使用水量 ,  *実態調査 ,  東京都 ,  飲用水 ,  *給水タンク ,  回転数 ,  雑用水 ,  ハンドブック ,  衛生 ,  容量 ,  安全性

分類 (1件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G)

引用文献 (3件)：

• 1)空気調和・衛生工学便覧 第14版4給排水衛生設備編;(社)空気調和・衛生工学会,2010
• 2)ビル衛生管理の建築確認申請時審査に係る指導要領;東京都健康安全研究センター
• 3)大規模ビルにおける水使用量実態調査,空気調和・衛生工学会学術講演会論文集;佐藤弘和, 2005

タイトルに関連する用語 (3件)： 事務所 ,  飲料水 ,  使用量