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J-GLOBAL ID:201202251922908478   整理番号:12A1228441

Pichia pastorisにおける白色腐朽菌由来ラッカーゼ遺伝子の発現はグルタチオンベースの抗酸化システムを刺激することにより,H2O2媒介酸化ストレスに対するこの酵母の耐性を増強できる

Expression of the Laccase Gene from a White Rot Fungus in Pichia pastoris Can Enhance the Resistance of This Yeast to H2O2-Mediated Oxidative Stress by Stimulating the Glutathione-Based Antioxidative System
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資料名:
巻: 78  号: 16  ページ: 5845-5854  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラッカーゼは銅含有ポリフェノールオキシダーゼである。真菌のラッカーゼは,酸化ストレスに対する防御に関与するとの仮説があるが,直接的の証拠はまだない。ラッカーゼが酸化ストレスから細胞を保護するメカニズムも不明なままである。Pichia pastorisにおける白色ラッカーゼ遺伝子の発現が有意にH2O2媒介酸化ストレスに対する酵母の耐性を高めることができると報告した。酵母におけるラッカーゼの発現は,細胞内のH2O2を除去し,脂質の酸化的損傷から細胞を保護するための強力な能力を付与することがわかった。Pichiaにおけるラッカーゼ遺伝子の発現は,グルタチオン酸化還元システム(細胞内グルタチオンレベル,グルタチオンペルオキシダーゼなど)を促進することによって酸化ストレスによる耐性を増強した。外因性のH2O2ストレスに応答してラッカーゼ遺伝子発現の刺激は,さらにグルタチオン依存性抗酸化システムに関与する遺伝子の転写誘導にも寄与した。酸化ストレスに対する防御におけるラッカーゼの重要性の直接的証拠を提供した。P.pastoriの異種発現システムとしての有用性を評価した。
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