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J-GLOBAL ID：201202251956274125   整理番号：12A0195317

ため池の維持管理と改修効果の評価

著者 (4件)： 西村伸一 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  藤澤和謙 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  森井顕二 (労働基準監督署) ,  長尾遥奈 (岡山大 大学院環境学研究科)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 60  号： 1  ページ： 28-31  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水資源の確保は食糧確保のためにも重要課題である。水資源確保のためには貯水池が必要であり,日本ではため池がその役割を担ってきた。本研究は,ため池堤体の弾性波探査により,改修による強度増加の状況の調査を目的としたものである。さらに,改修前後の堤体の地震時の挙動を動的有限要素法によって推定し,改修効果の評価を試みた。岡山県内の12地点のため池を対象に,屈折法探査,表面波探査を行った。改修における効果を定量的に確認するために動的弾塑性FEMプログラムを用いて地震応答解析を実施した。その結果,改修によってため池堤体の剛性が上昇したことが明らかになった。

シソーラス用語： *溜池 ,  地震探査 ,  *改修 ,  堤防 ,  *地震動 ,  有限要素法 ,  屈折法地震探査 ,  探査 ,  弾塑性 ,  *応答解析 ,  数値解析 ,  維持管理
準シソーラス用語： 屈折法探査 ,  浸透流解析 ,  弾性波探査 ,  *地震応答解析 ,  地震時挙動 ,  堤体 ,  表面波探査

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (7件)：

• 地盤工学会. 地盤調査の方法と解説. 2004
• 今井常雄. 日本の地盤における弾性波速度と力学的特性. 第4回日本地震工学シンポジウム論文集, 1975. 1975, 89-96
• 林宏一. 表面波を用いた地下浅層部の探査. 非破壊探査. 2004, 53, 5, 254-259
• 地盤工学会. 弾塑性有限要素法をつかう. 2003
• 地盤工学会中国支部. 浸透解析技術の現状と展望討論会資料. 2001

タイトルに関連する用語 (4件)： ため池 ,  維持管理 ,  改修 ,  評価