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J-GLOBAL ID：201202251966106107   整理番号：12A0215480

現代的商船からの水中放射ノイズ

Underwater radiated noise from modern commercial ships

著者 (4件)： MCKENNA Megan F. (Scripps Institution of Oceanography, Univ. of California, San Diego, 9500 Gilman Drive, La Jolla, California 92093-0205) ,  ROSS Donald (2404 Loring Street, Box 101, San Diego, California 92109) ,  WIGGINS Sean M. (Scripps Institution of Oceanography, Univ. of California, San Diego, 9500 Gilman Drive, La Jolla, California 92093-0205) ,  HILDEBRAND John A. (Scripps Institution of Oceanography, Univ. of California, San Diego, 9500 Gilman Drive, La Jolla, California 92093-0205)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 1  ページ： 92  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常運転中の7タイプの現代的商船における水中放射ノイズの測定結果を報告した。自律型海底設置音響記録装置から得られた補正済み音響データ(<1000Hz)を自動識別システムから得られた船舶の通過情報と組み合わせた。これによって通過船舶の詳細な測定(音源レベル,音響暴露レベル,伝達距離など)ができ,これに伴って船舶のタイプが異なると音響レベルとスペクトル形状も異なる重要な結果が得られた。それによると54kGTコンテナ船の広帯域音源レベルは最も高く188dB re 1μPa@1mで,26kGTケミカルタンカは最低で177dB re 1μPa@1mであった。ばら積貨物船の音源レベルは100Hz付近で高いのに対しコンテナ船とタンカでは40Hz以下が主であった。特定の船舶特性(船の長さ,総トン,船速など)として現代的商船の音源レベルを推定する単純なモデルはなく,個々の船舶のタイプの違いは得られなかった。またノイズ放射は非対称的で船尾側のノイズレベルは船首側より5~10dB高かった。以上をまとめるとこれらの結果は全域的,地域的,および局所的海洋環境を推定するモデル構築のために船舶ノイズを定量化する上で現代的商船タイプの情報が極めて重要であることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *商船 ,  水中音響 ,  音圧レベル ,  コンテナ船 ,  騒音源 ,  ケミカルタンカ ,  ばら積貨物船 ,  *流体騒音 ,  騒音レベル
準シソーラス用語： 音響レベル ,  *水中騒音

分類 (1件)： 船体の騒音・振動  (QJ02020B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 商船 ,  水中 ,  放射ノイズ