文献

J-GLOBAL ID：201202251977071810   整理番号：12A0696946

消えゆくアラル海を追いかけて 24)なぜ公害現場・琵琶湖・アラル海に

著者 (1件)： 石田紀郎 (人間環境大)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 11  号： 3  ページ： 103-108  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 20世紀最大・最悪の環境破壊と言われるアラル海問題を日本に紹介し続けてきたが,今回から著者のそれ以前の活動(琵琶湖汚染を中心とした取組み)を紹介した。カドミウムや銅,鉛などの重金属による水や土壌の汚染事件やPCBなどの塩素系化学物質による公害事件が琵琶湖周辺で多発していた。そのような状況で現地調査,化学分析と解析,住民集会や説明会に明け暮れた1970年代,また,琵琶湖総合開発(琵琶湖淀川水系の最下流にある大阪の産業に大量の水を供給するために,琵琶湖周辺に堤防を築こうという開発)による悪影響により湖岸に群生していたヨシ群落は滅亡し,汚染物質の流入は増加し,農薬による琵琶湖汚染も認められている。この1980年代の琵琶湖汚染調査との関わりについて紹介した。

シソーラス用語： *湖沼 ,  環境被害 ,  重金属汚染 ,  農薬汚染 ,  調査 ,  歴史 ,  *水質試験 ,  *湖沼汚濁 ,  カドミウム ,  銅 ,  鉛 ,  ポリ塩化ビフェニル
準シソーラス用語： Aral海 ,  *琵琶湖

分類 (3件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  環境汚染一般  (SB01000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： アラル海 ,  公害 ,  現場 ,  琵琶湖