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J-GLOBAL ID:201202252020844538   整理番号:12A1115219

1,000例にわたる髄芽腫ゲノムにおけるサブグループ特異的な構造的異型

Subgroup-specific structural variation across 1,000 medulloblastoma genomes
著者 (40件):
資料名:
巻: 488  号: 7409  ページ: 49-56  発行年: 2012年08月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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髄芽腫は,最も多い悪性の小児脳腫瘍であり,これまでのところ外科手術や全脳照射,強い化学療法などの非特異的な細胞傷害性の治療が行われている。髄芽腫は,著しい腫瘍間不均一性を示し,少なくとも4種類の異なる分子的異型があることから,以前に行われた治療標的を同定する試みは,サンプル数が少ないため十分とは言えなかった。本研究では,それぞれに異なる1,087サンプルの髄芽腫における,体細胞性コピー数異常(SCNA)を報告する。SCNAは髄芽腫でよく見られ,大半はいずれかのサブグループに分類される。局所的なコピー数増加の最もよく起こる領域は,パーキンソン病関連遺伝子SNCAIPのタンデム重複であり,非常にみごとにグループ4αへ限定される。PVT1-MYCやPVT1-NDRG1など,PVT1に頻発する転座は,chromothripsis(多数の染色体断片の再配置が同時に起こる現象)を介して起こり,グループ3に限定される。グループ3のTGF-βシグナル伝達や,グループ4のNF-κBシグナル伝達を標的として頻発する事象など,標的となりうるSCNAが非常に多くあることは,合理的な標的療法に対する今後の道筋を示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 
タイトルに関連する用語 (5件):
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