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J-GLOBAL ID:201202252053213630   整理番号:12A0333433

モノリスシリカキャピラリーカラムを用いた液体クロマトグラフィーによる金ナノ粒子の分離

Separation of Gold Nanoparticles with a Monolithic Silica Capillary Column in Liquid Chromatography
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 107 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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その場ゾル-ゲル過程によって調製したモノリスシリカキャピラリーカラム(内径50μm)を用い,金ナノ粒子の分離系を開発した。テトラクロロ金酸(HAuCl4)の異なる条件での還元から平均サイズの異なる金ナノ粒子5種を合成し,開発系による分離前にUV可視吸光分光分析,動的光散乱及び透過電子顕微鏡によって評価した。その結果,金ナノ粒子はいずれも特定サイズ分布を示し,平均サイズは13,17,33,43及び61nm(σ=2.5,2.7,5.2,5.1及び5.6nm)であった。透過電子顕微鏡観察から,平均サイズ13及び17nmの試料はほぼ球体であり,大きな試料はやや不均一なことが分かった。移動相としてドデシル硫酸ナトリウム水溶液を用いると試料としての金ナノ粒子の凝集抑制が可能であり,金ナノ粒子はシリカ表面への吸着によって保持された。8mMドデシル硫酸ナトリウム溶離液と1000mmカラムを用い,61及び17nmまたは61及び13nmの金ナノ粒子の分離を実証した。非多孔性シリカ充填カラム及びモノリスシリカカラム(メソ細孔成長有無の条件)を用い,分離結果を比較したところ,メソ細孔なしのモノリスカラムによる分離における分解能が良好なことを見いだした。2000mm分離カラムを用いることで,61,43,17nm及び61,33,13nm混合物も分離可能なものと考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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クロマトグラフィー,電気泳動 
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